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「時間は全ての人に平等である。」とはだれか言ったかわからないが、誰もが聞いたことがあるだろう。
昨今では、働き方改革だとかで長時間労働の改善や生産性向上が騒がれている。
自動化やマニュアルを整備だとか制度・環境を整えることばかりに目が向くけれど
働き手の意識が追いついていないという声も聞く。
おそらく現場側では仕事量が変わらないので短縮なんてできないだとか、そうゆうことが対立意見なのだろう。
指示する方も、指示される方も、従来のやり方・考え方ではもう限界なのかもしれない。
また、何かを成し遂げたいと思いつつも、目の前のタスクに追われ時間が足りないって人にとっては
世間で圧倒的に成果を出す人や成功者を見て、同じ時間を過ごしていると思えないことがあるだろう。
しかし成功者と貴方は1日=24時間=1440分という同じ時間を過ごしているのだ。
時間管理の本「1440分の使い方」ケビン・クルーズ著
成功者たちの証言をもとにした時間管理コツを指南している本だ。
記載されている内容は人によっては刺激的。
ベンチャー系企業では当たり前のことなのかもしれないが
従来のマネージメント手法や思い込みのビジネスマナーが残る日本の古参企業で
この内容を実践したら場合によっては社内で浮いた存在となり除け者になるかもしれない。覚悟が必要だろう。
本書を読んで自らどう振る舞うのかはあなた次第。
全部を実践するのではなく、エッセンスを取り入れるのでもいいだろう。
★それでは本書の内容を一部抜粋して紹介
多くの人は他人の優先課題や問題の解決で1日がつぶれがちだ
人はお金を盗まれないかと厳重に注意しているのに、時間を盗まれることには無頓着である
自分にとって一番大事なことをはっきりさせ、それを理解し、その達成に影響を与える活動にだけ専念
1日数回、ごくシンプルにこう問いかけた。「これをやったらパフォーマンスが向上して金メダルに近付くか?」―金メダリストの証言
1日の最初の時間帯は自分の事業を構築するのに役立つ最優先のタスクにつぎ込みなさい。世間が目覚める前にやってしまうことだ。
(残業ばかりの人へ)私たちの仕事は永遠に片付くことはないのだから、だから早く帰りなさい。
人は1日の中で最も生産的な2時間をたいていは認知能力を要さないこと(ソーシャルメディア等)に費やす傾向がある
忙しく自分の好きなことをする時間が作れない、ということは決してないはず。優先順位づけの問題にすぎない。
タスクはTODOリストではなく、スケジュールに組み込みなさい
大体の人は会議やメールで1日を費やし、その後に大志を成し遂げる時間などほとんど残っていない。
自分のやることは自分で決める。他人に決めさせない。しかし、多くの人は逆をやっている。出社後のメールチェックは他人の指示した場所に目が向かっており本人が最も発揮したいところに向いていない。
メールの件名を工夫し、文は短く核心だけ。(冒頭の定型文と締めの一文とか、客向けならともかく、社内連絡では邪魔だ)
会議について
● 会議はたいてい非計画に行われており、円滑さに欠け非効率なものだ。
● 不適切な人がその場を仕切り他人が犠牲になる。
● 参加者が不適切。「疑わしきは招集せよ」がまかり通っている
● 会議で1日が細切れになり、非合理的になってしまう。
● 会議に参加している正当な理由を本人が挙げられないならその人を退室させよ。―スティーブジョブズ
● 自分に必要ない会議はキャンセルしなさい。
● 会議は最後の手段とし20分にするべきだ。議題が1つしかない会議に10分以上もかけるべきではない。
何が何でも「Yes」でないことには「No」と言うべきだ。相手を喜ばせようとしない事
一度しか触らない。どんなタスクでも。
いかがでしょうか。1つでも共感するものがあったでしょうか。
会議については本書以外に他にもこうゆう意見も聞く。
- 長時間の会議で特に重要なことも決まらないまま終わってもなんとなく満足して帰宅
- 参加者は何か言わないとばつが悪いと感じ、不要な発言で時間を延ばす
- 逆に1度も発言しない人は会議に出る必要はない。あとで議事録を見れば良い
今回紹介した時間管理の他にも「人を管理しない方が仕事がうまくいく」という意見も最近では耳にする。
これも今までのマネジメントに対するアンチテーゼ的な内容になるのか。
これについてはまた今度。