恐怖!高尾山で雄叫びをあげるワケあり天狗を追え!

この記事には広告を含む場合があります。記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

る日、ギチギチマガジン編集部に1通のハガキが届くところからこの物語は始まった。

ここにそのハガキの内容を紹介するのでご覧いただきたい。

いつもギチギチマガジンを親子で楽しく拝見させていただいております。そのおかげか最近、教養が身についてきたと友人に言われるようになってきました。 ~ 中略 ~

近所の山に天狗出没の噂が広まっています。なかには怖がって不登校になった児童もいるそうです。町の大人が自警団を結成し山狩りをしましたが、手がかりはありませんでした。もう頼るところはギチギチマガジンしかない状態です。どうか私たちを救っていただけませんか?この山の名は「高尾山」です。

ペンネーム 「早くダースーとオットセイを戦わせたい」さんより

驚愕の内容だ。現代において天狗という内容もさることながら、常軌を逸したペンネームである。

とはいえ、愛読者の依頼ましてや不登校になった少年少女を救うために、ギチギチマガジン編集部一同は立ち上がらないわけにはいかないのであった。

高尾山に到着

 

高尾山は東京都心からほど近く行楽地として有名で、ハイキング日和には登山客で賑わっている。そして古くから修験道の霊山とされていた。ダースーとギチケンは現代に天狗など居るのかと半信半疑のまま高尾山口駅に到着。

編集長はなんかの稽古だとかで遅れるという。

まだハイキング気分の一行。 このときはまだ、この後に待ち受ける淡く儚げな惨劇を知る由もなかったのだ。

 

自然に囲まれてニンマリ

 

 

ダースー「いやーたまには都会の喧騒から離れて、自然に囲まれるのもいいですね~!」

 

まるで「力水」を飲むかのような神聖さを感じなくもない。

 

ダースーがお賽銭をネコババしないか監視しつつ天狗の発見を祈願した。

 

なんてたくましい後ろ姿なのだろう。

 

そしてしばらく歩き続けた後、ギチケンが少し目を離した隙にダースーの姿が忽然と消えた

 

はて、神隠しか?っと一瞬だけ不安になったギチケン。

 

だが、ダースーはきっと獣道で野糞でもしているのだろうと思い直し、そのまま先を行くことにした。

 

耳を襲う怪鳥音

 

1人で先に進んでいたギチケンは、

 

いつの間にか人の少ない広まったエリアに足を踏み入れていたことに気が付いた。

 

 

少し不安になるギチケン。

 

すると、突如

 

コォーッコォ!  カァーッ カァッ!っと怪鳥音が聞こえてきた。

 

 

普段は聞き慣れない不可思議な音に恐怖を感じ四方を見渡すギチケン。

 

なんか不安になるなぁ。1人なのも相まってより不安が高まった。

 

人を寄せ付けぬかのような、侵入を拒むかのような嫌な音に聞こえてくる・・。

 

 

コォーックォ!  クァーッ カァッ!!

 

!!??

 

また聞こえてきた!

 

 

んんんっっっ・・・!???

 

ギチケン「おいおい、なんだよこれ。登山道なのにやけに生活感のある物が置いてあるな。」

 

 

 

違和感を感じたギチケン。っとその時!!

 

 

「そごダメだぁ!勝手に入って来ちゃダメだぁ!」

 

腹の底まで響くようなダミ声が辺りに響いたのと同時にギチケンをとんでもないモノが襲ってきたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うおおおおぉおおぉぉぉぉぉお!」地鳴りの様な雄叫びをあげながら向かってきた。

 

ギチケン「ひひぇぇーーーーー!なんか出た!かなりやばい奴が出たぁーーー!」

 

 

 

「うわぁぁぁぁぁーーー」

 

 

 

迫りくる恐怖とはまさにこのことだ!

 

 

これをマッドキングと呼ばずして何と呼ぶ!

 

 

ギチケン「ぎゃあああ!天狗だ!ほんとに天狗が出たーーー!」

 

 

 

みなさん想像してみてほしい。山でこんなのと遭遇したら人生終了だ。

 

恐怖のあまり腰を抜かすギチケン。その運命や如何に!!?

2ページ目⇒ギチケンを襲う天狗!

 

1 2